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精密ブラスト

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TOP精密ブラスト加工サンプル精密加工用ブラストマシンマスキング方法および装置精密ブラスト用研削材(研磨剤)


超高精彩マスク「オーディル」

工業用途で使用されるブラスト用ドライフィルムの応用範囲は現在益々広がっております。身近なところではプラズマディスプレイの製造や液晶および有機ELディスプレイ、シリコンウエハーなどに応用されております。
ここでは代表的なドライフィルムである「オーディル」(東京応化工業製)の形成から一連の加工についてご紹介します。使用する機器はブラストの為に作られたものを使っております。

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ドライフィルムを貼り付ける対象物を温める必要があります。これはラミネーターの機能で対応できますが、厚みがある対象物の場合通常のラミネーターでは対象物が通過しませんので、ブラスト用のものをお使いいただくほうが無難です。対象物を暖める温度は80度くらいが目安です。


2

ラミネーターで対象物の表面にドライフィルムを貼り付けます。貼り付けた後は常温まで下がるのを待ちます。

LAM-100 ブラスト専用ラミネーター

「LAM-100」ブラスト専用ラミネーター


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保護フィルムを剥して露光させます。露光する際は光源と光量が重要です。ドライフィルムで形成するドット等のパターンが50μm程度の場合の光源は、平行光がお勧めです。光量(時間)についてはドライフィルムの厚みなどにもより変わるためお使いのフィルムのテクニカルデータを参照してください。

EXP-100 ブラスト専用露光機

「EXP-100」ブラスト専用露光機


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露光が終了したら現像になります。恐らく現像が最も難しいといえる加工になります。現像には通常炭酸ナトリウム水溶液を使用します。(0.1~0.3%の濃度で30度くらいのぬるま湯程度の温度)なお、現像に際して水溶液の塗布は機械的にスプレーするものが対応しやすいのでお奨めです。

DEV-100 ブラスト専用現像機

「DEV-100」ブラスト専用現像機


5

アルカリによる侵食を防ぐ意味から酸性水溶液でリンスします。


6

80度で 5分程度の温度に保ち乾燥させます。


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乾燥したらブラストになります。(ブラスト加工については割愛します)

PDMA 粒子サイズ20μm以下専用ブラストマシン

「PDMA-300」粒子サイズ20μM以下専用ブラストマシン


8

ドライフィルムを対象物から剥離します。炭酸ナトリウム水溶液に浸した上でスプレーし剥離します。


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完成

PDPリブ形成

PDPリブ形成



製品リスト

製品リスト/表

構造

構造図

標準的な使用条件

標準的な使用条件/表

BF804レジストプロファイル

BF804レジストプロファイル

リブ加工

リブ加工

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